石宮(いしのみや)神社
島根県松江市にある石宮神社は大穴持命(おおなむち:大国主命)をお祀りする神社です。
↑ 鳥居
こちらの神社は出雲風土記に記載の神社とあります。
この鳥居の左右には大きな石がありますが、その石は大穴持命が狩りで追っていた猪が石になったものだそうです。
↑ 石宮神社案内板
案内板の②猪石のことです。
↑ 鳥居向かって右手の猪石
大きくて下部分が切れています。
下からの高さが約2mで長さ約3mくらいです。
↑ 鳥居向かって左手の猪石
こちらもかなり大きいです。
高さ約1.5mで長さ3mくらいです。
↑ 犬石・猪石の由来
猪の通った道が宍道(しんじ)に繋がったのですね。
因みに気になったので、宍(しし)を調べてみました。
そうすると、宍=しし=鹿、猪、獣をさばいた肉と言う意味だそうです。
映画「もののけ姫」では、シシガミ様=鹿の姿=ダイダラボッチでしたね。
私もしし=シシガミのイメージが強く、鹿をイメージしていましたが、ちゃんと猪もありました。
↑ 2枚 狛犬
鳥居をくぐり、猪石の間の階段を登ると、狛犬さんがあります。
狛犬さんの隣には社日柱があります。
↑ 拝殿正面
↑ 神社の様子
こちらを見て頂くと分かるのですが、神社がちょっと小高い場所にあるんです。
なので、拝殿正面は下の道路から撮影しました。
↑ 境内からの様子
境内から拝殿のところって狭めです。
↑ 境内社 熊岩神社
↑ 境内社 武内神社
↑ 境内社 総荒神社
↑ 境内社 歳徳神社
↑ 4枚 霊石・犬石
御神体でもある犬石。
完全に磐座ですよね。
それにしても、宍道湖を挟んで湖北では大国主命の御子神である和加布都主命が猪狩りで猪を見失い(和加布都主命の狩りは内神社で紹介しています)、湖南では若いころの大国主命である大穴持命が猪を犬で狩っている。
これは、何かを暗示させる出来事でもあったのでしょうか?
例えば、猪の部族との争いがあって、それを大穴持命が治めた・・・とか?
いつか解かる日が来るといいなぁ(^^)
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