那富乃夜(なほのや)神社

島根県松江市八雲町にある那富乃夜神社は、星上香々背男命(ほしのかみかかせおのみこと)をお祀りする神社です。

↑ 拝殿

拝殿の左側には由緒書がありました。

↑ 由緒書

ーーーー以下由緒書の記述内容を転記しています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

星神天神宮

挪冨乃夜(ナフノヤ)神社(出雲風土記の社一二五〇年前)

祭神 星神香々背男命(カカセオノミコト)

外、妙見神 八幡宮 稲荷神社

この山は海抜四五四米の高山で、その昔星の神(病気六三祭又日頃

星のまわりが良い悪いという星まわりの守護神)さまが、

この池に天降り鎮まりました霊場です。星神山と言うのもこれから来

たのです。近郷近村の人々の悪病を除き、延命長寿幸福を祈る善男

善女は、この星神山を信仰していました。神社後方約一〇〇米下に

星の池があります。この池は古くは三つあったが、今は一つ残って

います。この池の水が濁る時は、その年は水害の年と古くより伝え

られ、神聖な池とされています。星神さまの霊験(オカゲ)は数多く人々の

幸福の導き神として鎮まっています。

大餅祭(オモチサイ)一月十七日氏子を始め、近郊より各々大餅(一五〇キログラム)を

作り丸太棒(直径一八センチ 長さ五メートル)二本ではさみこの社に

かつぎ上げそなえたが、明治中頃より餅も十五キログラム重ね餅とし

こしき台にのせてそなえるようになった。七月十六日夜古くは

歌合せの奉納祭があったが、今は当時の石碑がなごりを

とどめている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この星神天神宮・那富乃夜神社へ参拝する途中には、星上寺の前を通り抜けないと参拝できませんでした。(別の登山・ハイキングルートがあります)

この星上寺から約100m東へ行ったところに那富乃夜神社。星上寺から100m北方面へ下ると星神池があります。また、350m東へ行くと展望台・そこから更に3.7kmがハイキングコースとなっており、京羅木山山頂へ続いています。

歌合せの石碑は星上寺の正面にありましたが、全く関係の無い石碑と思い込んでいた為撮影をしていません<(_ _)>

↑ 星上寺

↑ 星神池の由来が書いてある看板

この十一面観世音菩薩=妙見神=北斗七星の事だそうです。

↑ 2枚 狛犬さん 出雲唐獅子牡丹ですね。 安政xx年の文字が見えます。

↑ 手水の鉢 雪が積もって凍ってました。

↑ 穀木神社(かじきじんじゃ)祭神は天日高までしか読めません(><)

天日高命であれば、天孫である瓊瓊杵尊の事でしょうか・・・。

勉強不足です。すみませんm(__)m

↑ 稲荷社 こちらも御祭神が読めませんが、稲荷社なので倉稲魂命(うかのみたまのみこと)だと思われます。

↑ 御本殿 向かって右手側

↑ 御本殿 向かって右手側 阿の龍

↑ 向かって左手側の本殿 吽の龍

どちらの龍も迫力あります。

↑ 向かって右手本殿の下に並べられた狐さんたち 狐さんたちは本殿下のところにぐるりと並んでおられました。

↑ 星の池(と思われる)垣根を巡らせたところが本当の星の池か観音像らしきものが見えました。

↑ 観音像の下の池 山から湧き出る水が溜まっていました。

ふらっと神社 島根編

ふらっと神社・島根編です。 私が参拝した島根県の神社を紹介しています。 <ページ写真は須賀神社奥宮・八雲山の夫婦岩です。>

0コメント

  • 1000 / 1000